大学からフェンシングを始めてみたいと考えている方へ!

この文章に辿りついた方は、大学では小中高校とやってきたものとは違うスポーツを始めてみたい、もしくは今まで文化系のクラブやそもそもクラブに所属していなかった完全なスポーツ未経験だと思います。新しく足を踏み出すことにまだ少し不安を覚えているのではないでしょうか?みなさんが最初の一歩を踏み出す手助けになればと思い本文章を書きます。

【大学スポーツにおける未経験者の意義】

そもそも大学スポーツは、競技成績至上主義、商事広告としての学校名の売名ではなく、学生自身が自ら考え、失敗を恐れずトライ&エラーを繰り返し、人間として大きく成長させる場でなければなりません。

近年の少子化、価値観の多様化や教員の労働環境の変化によって、一昔二昔前のように学生が何かしらのクラブ活動に勤しむという時代ではなくなっています。一部のスポーツ経験者のみを積極重用する大学や花形の競技は別として、全体的に大学スポーツは斜陽傾向にあります。大学スポーツは、経験者のみで成り立たせることができない状況に至っており、各大学・各クラブともに、どうやって経験者と未経験者をうまく融合させ繁栄させていくのか頭を悩ませています。

未経験者を排除することは、大学スポーツ自体を衰退させることに繫がり、大学スポーツが目指すべき姿ではありません。各大学、各クラブ、またOB・OGは広くスポーツを普及(マイナー競技含む)させ、競技する学生が肉体的・精神的に健全な学校生活を謳歌することを助け、より豊かな人格形成させることを責務と考えています。

関西大学体育会フェンシング部は未経験者もチャレンジできる門戸の開いた体育会クラブを目指し、また歓迎し、切磋琢磨できる場を提供するように努めています。

未経験者が入部することは、大学、体育会クラブ全体(特に経験者)にとって大きな刺激になります。経験者と未経験者それぞれが作用しあい、所属する者全員が人間的にも大きく成長できる機会を与えることに繋がります。

【デメリット】

耳ざわりのいい事ばかりをつらつらと書いていても、やはりフェアではないので、デメリットの部分もお伝えしておきます。

18歳~22歳、彼氏・彼女とデートしたり、旅行に行ったり、バイトに勤しんだり、とにかく楽しいことがたくさん待っています。スポーツするならサークルで十分という人もいるかもしれません。その中で体育会に入るという選択肢を選ぶのは非常に勇気のいることで、やはりデメリットもあります。

それを踏まえた上で、それでも私は『青春全部掛ける価値がある』と強く言いたい。卒業した時に学生期間を振返ってみて、果たして何が自分に残るのか。それを考えてみて下さい。

①お金は一定かかる
・部費、遠征(合宿)費、道具代、試合エントリー代
②学校授業に支障がでる時がある
・練習時間、試合日程
③就職活動やセミナー参加や面接日程に影響がする時がある
・試合日程
④彼氏・彼女と遊ぶ時間がない
⑤経験者に追いつくのに時間がかかる

 

■これに関してはOB・OG会でも様々なサポートを行なっています。
⇒①OB会費から現役選手の遠征費用や道具代金の一部負担を行なっています。
これからも更に強化していく予定です。
⇒②当部では学業優先としています。
履修予定立案から先輩がサポートし、授業の無い時間だけの練習参加となります。
⇒③大事な就職活動です。個人の意思を尊重して、就職活動優先としています。
OBの中にはコンサルタント業務に従事している者もおり、部員向けの就職活動セミナーや個別サポートも実施しています。
⇒④出来るやつはできるw。
授業、練習、バイト、彼氏・彼女との時間。日々のタイムスケジュールをうまく管理することも社会人になってからは大事なことです。これは自分で頑張ってくれ!
⇒⑤最初の2年間辛抱強く頑張れば、経験者にも十分通用します。
子供の頃からフェンシングを始める人はまだ多くはありません。その多くが高校からのスタートです。最初の2年間辛抱強く頑張れば、経験者にも十分通用します。3年目から楽しくフェンシングができます。経験者に追いつく事だけが意義ではありません。人生の大事な時期に何を頑張ったかが大事です。

【経験談】

かくいう私も大学からフェンシングを始めた未経験者です。少し自分の事を語らせてもらうと、中学はバスケットボール部、高校はバスケットボール同好会に所属していました。特に高校では、毎朝の英単語テストから始まり、泊まりの課外活動は専ら勉強合宿、とにかく勉強漬けというだけの日々でした。体育祭は学校要綱を満たす為だけに形式的に行なわれ(事前練習等はなし)、もちろん文化祭もありませんでした。また、クラブ活動は、一部の体育クラスが活動するもので、一般学生の運動クラブは剣道部しかありませんでした(その為、不定期に週1回あるかないかの、バスケットボール同好会に所属)。

大学生になった時に、このままでは面白くないな、何か新しいことを始めたいと思うように至りました。以前テレビで偶然みたフェンシングの特集が頭にあり、入学した大学にたまたまあったフェンシング部の門を叩きました。

入部前「体育会」というイメージは、ゴリゴリの上下関係があって…、というものでしたが、うちのクラブは全然違いました。先輩達は先輩風を吹かせるでもなく、非常に気さくで優しい近所の頼りになるお兄さん・お姉さんというようなイメージでした。その校風はいまも続いていると聞いています(これは誇るべき事だと思います)。

その中で、私の大学時代に転機になったことが2つあります。この2つは、その後の私の人生において大きく影響を与えました。

1つ目は、3回生の時に有力な経験者が入部してきたことです(今は某高校のフェンシング部顧問をしていますがw)。ただ単純に「負けたくないなぁ」「舐められたくない」という気持ちだったと思います。そこからは、非常に練習に力が入りました。気持ちが切り替わると見える景色が違ってくるんですね、本当にフェンシングが楽しく、充実した毎日を過せるようになりました。漫然と過ごしていた1・2年を思い返すと、なんでもっと本気でやらなかったんだろうといまだに後悔していますw。

個人の競技会では大きな記録は残すことができませんでしたが、3回生時にチームが所属していた2部リーグで総合優勝した時の喜びはいまでも昨日のように鮮明に思い出せます。本当にいい先輩、いい後輩に恵まれたと思います。

2つ目は、私は縁あってチームの主将をさせて頂きました。その中で、関大体育会本部が、各部の主将・主務を一同に集め懇親会やリーダーズキャンプなどを開催し、情報交換や議論をする場を設けてくれたことです。それまで、あまり他部と付き合いのなかった私ですが、(同じくしんどい事をしてきた前提の体育会員であり)すぐに打ち解け、一人一人が本当にたくさん考え、たくさん悩み、それぞれの競技に本気で取組んでいることを知りました。とにかく良い刺激を受け、自身の糧になりました。体育会本部のサポートで、本当に人として尊敬でき、財産だなと思える大勢の体育会の同期と知り合うことができました。

卒業して20年弱になりますが、大学の体育会の同期とはいまも付合いが続いていますし、私にとって青春といってよい大学時代が本当に毎日輝いていたなと思います。踏み出すことに少し躊躇している方がいるならば、チャレンジしてみなさいとアドバイスを送りたいと思います。それがフェンシングでなくても良いと思います(フェンシングであればなお嬉しいですがw)。未経験者上等ですwとにかく新しい事に踏み出してごらんなさい!自分の人生に彩り(いろどり)を付けられるのはあなた自身だけです!

平成12年商学部卒業 OB 楊枝宗之

※関大フェンシング部には現在2名の大学スタートの部員(1名は高校時代は水泳部、もう1名は高校時代は帰宅部)がいます。そのうちの一人は競技経験わずか1年でエペのレギュラーの座を掴み、試合でも活躍しております。過去には剣道,バドミントン,陸上等の競技出身者もおりました。チャンスは誰にでもあります。ぜひトライしてみてください。

【関大フェンシング部】に聞いてみた!

Q1. 初心者って必要ですか?
A1. はい、必要です。

経験者だけの構成だと、昔練習した運動貯金があり、その貯金だけで現状維持を寛容し、ただ漫然と「そこそこ出来るし、楽しければいいや」的な、なあなあで過ごしてしまう競技者が増える傾向があります。他大学含め、昔は強い選手だったのにそんなに伸びないなぁ~なんてことも往々にしてあります。
その点、初心者がガムシャラに練習することは、経験者に高い緊張感、競争意識、各個人の向上心を芽生えさせます。それはチーム全体に伝播し、非常に良い影響を与えます。

Q2. いままで運動部に所属してこなかったですが、入部は可能ですか?またどういったクラブに所属していた人が多いですか?
A2. 問題はありません。過去の所属クラブは多種多様です。

運動神経が良い/悪いで判断はしません。大学スポーツで必要なのは熱意です。それさえしっかりもっている方であれば、何ら問題はありません。
過去の所属クラブは、帰宅部もいるし、スポーツと縁の無い吹奏楽部から入部した方もいます。スポーツ系でいうと、剣道部、バトミントン部、バスケットボール部、水泳部がいます。
※剣道・バドミントンは特にフェンシングにも通ずる所が多いです。
※余談ですが、体育会の友人で、高校は書道部→大学はボクシング部という、最強の書道部もいますw

Q3. 興味があるのですが、誰に連絡をとったら良いですか?
A3. 練習時間に直接体育館にお越し頂いてもOKです。

■練習場所:千里山キャンパス中央体育館 1階 サブアリーナB
■部室:千里山キャンパス東体育館 1階 「部室11」
トレーニングルーム等にいる場合もありますので、事前に主将・主務に事前にご連絡を頂ければスムーズです。また本HPの連絡先にご連絡頂いてもOKです。

Q4. 女性だけど大丈夫でしょうか?
A4. フェンシングは女性も選手として活躍しています。

男女共に練習を行なっております。女性だからと気後れする必要はありません、気軽に見学に来て下さい。

Q5. マネージャーは募集していますか?
A5. マネージャーも歓迎しています。

ハードルは高くありませんので、是非選手として検討してみて下さい。

以 上

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